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総務の仕事を楽に感じる理由や仕事内容について紹介!自分の適性と照らし合わせてみよう

【この記事でわかること】

  • 総務の仕事が楽に感じる理由と適性の有無
  • 総務の具体的な仕事内容や収入
  • 総務の仕事に就くためにとるべき行動

総務の仕事は楽だからと、インターネットの情報で見たのをきっかけに転職したいと思ったりしませんか?

実際に、適性がある人は総務の仕事内容を楽に感じる部分も多く、魅力も多い仕事です。

しかし、パソコンで事務作業のみをしているだけではなく、たくさんの人と関わる場面が多いため向き不向きが分かれる職種と言える部分も多いでしょう。

 

今回は、総務の仕事の具体的な仕事内容とやりがい、魅力、転職活動の方法などをまとめてみました。

本記事を参考にしながら総務の仕事について知り、自分の適性と照らし合わせましょう。

総務の仕事は人によって感じ方が異なる

総務の仕事を楽に感じるかは、人によって異なる部分が多いのが現状です。

成績やノルマのある方がやる気につながる人もいれば、反対にプレッシャーに思う人もいるのと同様に、性質やタイプによって楽に思えるかが大きく変わってくる仕事と言えるでしょう。

成績やノルマがない

成績やノルマのない会社が多く、営業部のような数字に追われる状況がない部署です。

基本的に、社内を働きやすくして環境を整備するのが課題なので、常にエネルギッシュな気持ちを持てる部署ではありません。

数値を追い求めるより、裏方のような役に立つことに喜びを感じる人は向いている部署でしょう。

経営陣と直接関わる場面が多い

総務の仕事は、経営陣と直接関わる機会が多い仕事となります。

営業部や広報部などは上層部と直接やり取りする機会が少ないですが、総務は株主総会を企画・調整する仕事なので、会社の経営陣と関わるチャンスが多い部署です。

基本的に地味な仕事が多く楽に思われがちですが、組織の一員として気を遣う場面も多くあります。

経営陣の意見を聞いてみたいと意欲的な人は、総務に適性があるでしょう。

コミュニケーションをとる機会が多い

総務はパソコン作業を黙々と行っているのではなく、電話応対やクレーム対応などの仕事も多くあります。

例えば、社内における従業員のクレーム対処や給料・待遇に関する相談など、人と関わる機会が意外と多い仕事です。

人と接するのが苦にならない人にとっては、楽な仕事と言えます。

成果を得られにくい

総務の仕事は成果を得られにくいという部分があり、数字や結果などの目に見えるものが少ない部署です。

感謝の声が届かずに反応がないのが当たり前となっているので、周囲の共感や声を聞きたい人は辛く感じる部分が多い職種となります。

反対に、周囲の意見を気にせず継続して同じルーティンをこなせる人は総務の仕事に適性があり、業務内容を楽だと感じる部分が多いのが特徴です。

関連記事:企業における総務部の役割とは?成功させるためのポイントも解説

総務の具体的な仕事内容

総務の具体的な仕事内容は、社内の備品管理や補充、オフィスや建物の管理、株主総会の企画と運営、入社式や社内旅行などの企画や運営、冠婚葬祭や各種トラブルの対処などが挙げられます。

地味な仕事やサポートする作業が多いですが、とても重要な仕事です。

社内の備品の管理や補充

社内の備品管理を行うのも、総務の仕事です。

筆記用具やクリップ、コピー用紙などの消耗品から、PCやプリンターなどの各種OA機器などまでが対象となります。

OA機器や家具などは、台帳という事務上の帳簿に個数や管理状態を記録して、取り換えの必要があった際に購入や交換を行います。

また、時には業者に依頼してメンテナンス作業を実施する場面もあり、外部とやり取りして修理することなども必要です。

オフィスや建物の管理

オフィスや建物を管理するのも、総務の仕事です。

従業員が建物で気持ち良く仕事できるように、建物を管理するのも大切な仕事と言えます。

具体的には、清掃業者にメンテナンスや清掃の依頼、空調や照明設備の管理などが挙げられます。

また、会社がオフィスビルに入居している場合は、ビル全体の設備の管理や防災訓練に協力しなければなりません。

株主総会の企画・運営

株主総会の企画・運営も、総務の大切な仕事となります。株主総会は、会社の方向性を株主で話し合って決定する非常に重要な場所です。

総務部は、株主総会の日程の調整や会場の手配、当日に配布する資料の作成などを行っています。

また、株主の方への招集通知の作成も総務部の仕事です。他には、株主総会に関しての問い合わせや電話応対なども仕事となっています。

入社式や社内旅行などの企画・運営

入社式や社内旅行などの企画・運営も、総務の大切な仕事です。

社内でコミュニケーションを図る機会を設けることで、快適な仕事環境の実現につながるからです。

また、社員間で統一ができるので、会社の一体感がより高まるきっかけとなります。

冠婚葬祭や各種トラブルの対処

総務は、冠婚葬祭や各種トラブルの対処も行っています。

社内の冠婚葬祭だけではなく、外部の取引先やお客様に慶弔事があった際にも対応を求められる部署です。

他には、お悔みやお祝いの挨拶状の作成、お祝いの品の手配も必要となります。

また、クレーム対応や内部での揉め事などのトラブルの際は、迅速な解決を目指す姿勢も大切です。

数多くのケースが起こり得るので、臨機応変な対応が必要となる部署です。

関連記事:総務のお仕事、実際はどんなことをするの?必要スキルややりがいまで徹底解説

関連記事:総務がやるべき仕事とは? 総務部の課題とその解決策を徹底解説

総務の仕事の魅力を紹介

総務の仕事の魅力として、縁の下の力持ちとして会社に貢献できる、残業が少なく定時に帰宅できる時が多い、社会人として幅広い経験が積める、会社を良い方向へ改革できるなどが挙げられます。

縁の下の力持ちで会社に貢献できる

総務の仕事は地味な作業が多いですが、縁の下の力持ちとして会社に大きく貢献できるのが魅力となります。

例えば、社内の蛍光灯やOA機器を迅速に対応して取り替えても感謝の声が直接耳に入ってきませんが、社員や従業員の役に立っている仕事です。

目に見える評価では分かりにくい部分も多いですが、縁の下の力持ちとして社内を支えています。

残業が少なく定時に帰宅できる時が多い

総務は残業が少なく、定時に帰宅できる時が多い仕事です。

業務上月末に仕事が立て込むケースが多いので多少の残業はありますが、普段の勤務に関しては残業がないので、仕事の切り替えがしやすいのがメリットとなります。

総務の仕事は、オンオフのメリハリをつけたい人に向いているでしょう。

社会人として幅広い経験が積める

総務の仕事を通して、社会人として幅広い経験を積めるのも大きな魅力です。

多くの部署の人や上層部の人に関わる仕事なので、今以上に会社の内情や状況について深く知れるチャンスでもあります。

また、多くの人と接する中でビジネスマナーを身に付けられるというメリットもあり、社会人として大きく成長できるのもメリットです。

会社を良い方向へ改革できる

総務の仕事は、社内やお客様のクレーム対応など不満を聞く機会が多く、会社の今後の課題に関するヒントを得られる立場とも考えられます。

職務で得られた気付きを基にして、会社を良い方向へ改革できるきっかけ作りを行い、貢献できるのも総務の仕事の魅力です。

総務の仕事の具体的な収入を紹介

総務の仕事を通して得られる具体的な収入は高いのが特徴で、安定した暮らしができるのが大きなメリットとなります。

初任給として一人暮らしが可能な金額をもらえるので、新卒で入社しても快適な暮らしが実現できるのも魅力です。

総務の仕事をしている人の平均年収

総務の仕事をしている人の平均年収は約370万円となっており、給料としては高めの年収です。

また、給与の幅が290~930万円と広くなっており、努力次第で高収入が狙える仕事となっています。

通常の正社員の年収の幅は300~380万円ですので、今後の将来性が高い点もメリットです。

総務の仕事で得られる月収

総務の仕事で得られる平均月収は約30万円前後なので、十分に生活できる金額です。

初任給で約20万円程度の給料がもらえるので、入社してすぐに一人暮らしが可能な仕事となります。

転職や就職後の生活もしっかり保証されている場合が多いので安心です。

総務の仕事に就くためにとるべき行動

総務の仕事に就くためにとるべき行動には、総身に必要な資格を取得する、転職エージェントに相談する、ハローワークに相談するなどの方法があります。

様々なツールを活用して総務の仕事を目指しましょう。

総務に必要な資格を取得する

総務に必要な資格取得の努力をするのも、おすすめの方法です。

取得していると有利な資格として挙げられるのは、マイナンバー実務検定や衛生管理者、メンタルヘルス法務主任者資格、ビジネスキャリア検定などがあります。

上記で紹介した資格取得に向けて努力するのも、総務の仕事に就くチャンスを広げる一助となります。

関連記事:総務におすすめの資格10選!国家資格など経理などに役立つ資格も紹介

転職エージェントに相談する

転職エージェントに相談すると、総務に関わる仕事に就職や転職できる可能性が広がります。

転職エージェントは、通常の求人サイトには掲載されていない非公開の求人を提案してもらえるので、一度相談すると総務の仕事に携わるチャンスを得られる可能性が高いです。

また、転職エージェントは自分の強みをアピールした年収の交渉ができるので、過去のキャリアを活かした転職がしたい人にはおすすめの方法と言えるでしょう。

関連記事:総務と法務の違いって何?求められるスキルと就職や転職する方法を深堀り!

ハローワークに相談する

ハローワークに相談すると、総務の仕事への転職や就職できるきっかけづくりになるため有効です。

利用することで的確なアドバイスがもらえるので、効率的な転職活動が可能となります。

総務の仕事を目指したい人は、一度近くにあるハローワークに相談しましょう。

関連記事:総務に向いている人は?必要なスキルや仕事のやりがい

総務 楽のまとめ

総務の仕事が楽という口コミがネット上で多く存在していますが、本当に適性がある人は楽に感じられる仕事と言える部分が多いです。

社内のクレーム対応や雑事、イベント企画など仕事の範囲は多岐にわたりますが、様々な情報が得られるので充実した仕事ができる部分も大きいでしょう。

本記事を読んで総務の仕事に興味を強く持った人は、転職エージェントやハローワークに相談する中で、総務への転職を一度チャレンジしてみましょう。

自分の新たな可能性を広げるという意味で、総務の仕事はとてもおすすめです。

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