1. HOME >
  2. ワークDX記事一覧 >
  3. 業務・総務DX >

総務におすすめの資格10選!国家資格など経理などに役立つ資格も紹介

総務業務の多くは資格がなくてもできますが、役に立つ資格も複数存在します。

周囲の人たちが資格を持っていないのであれば尚更、資格を持つことで会社や社員に貢献しやすくなるでしょう。

 

今回は、総務におすすめの資格を紹介します。

 

経理など他の部署でも役に立つ資格も含みますので、キャリアアップを目指したい人は参考にしてみてください。

関連記事:総務がやるべき仕事とは? 総務部の課題とその解決策を徹底解説

衛生管理者

画像引用:https://www.exam.or.jp/index.htm

 

衛生管理者は、職場環境の安全・衛生や社員の健康を管理する人に与えられる資格です。

化学・薬品・医療・建設・運輸などリスクの高い業種は第一種衛生管理者、それ以外の業種は第二種衛生管理者の資格が必要です。

 

常時50人以上の社員を雇用する会社は必ず衛生管理者を設置する義務があるため、労災防止や環境改善に貢献したい人におすすめです。

 

国家資格であるためキャリアのアピールもしやすく、転職・再就職を有利に進めることも叶います。

関連記事:総務必見!出世の階段を駆け上るステップとポイントを解説

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

画像引用:https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

 

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、ExcelやWordなどMicrosoft office製品の利用スキルを証明できる検定試験です。

多くの国・地域で利用されている世界共通の資格試験であり、日本全国で400万人以上の受験者を誇ります。

 

ビジネスに必要なソフトの扱いに長けていることを証明できる他、業務効率改善にも役立ちますので、パソコンが欠かせない総務におすすめです。

関連記事:総務だから変えられる。ワークフローのDX化を解説。

秘書検定

画像引用:https://jitsumu-kentei.jp/HS/index

 

秘書検定は、秘書に求められる知識・技能を習得するための検定試験です。

一般常識・ビジネスマナーはもちろん、電話対応・トラブル対応を通して的確な判断力を問うような問題も多く、仕事の優先順位立てが難しい総務とも相性が高いです。

 

1級・準1級・2級・3級と段階ごとに分かれていますので、少しずつスキルアップしたい人は下位の級からチャレンジしてみましょう。

関連記事:総務に向いている人は?必要なスキルや仕事のやりがい

働き方改革検定

画像引用:https://www.work.or.jp/

 

2019年4月から順次施行が始まった働き方改革に合わせて新設された検定試験です。

 

時代に合った組織運営・人事政策に役立てやすく、総務だけでなく人事・労務・法務に関する知識も問われます。

 

働き方マスター試験、働き方マネージャー認定試験、労働法務士認定試験、ストレスチェック検定など幅広いため、興味のあるものから順次受験していくのがおすすめです。

関連記事:【令和3年度交付申請受付開始!】働き方改革推進支援助成金について

マイナンバー実務検定

画像引用:https://www.my-number.or.jp/

 

マイナンバー制度の趣旨・目的・意義を正しく理解し、従業員の情報を保護して適切な扱いをするための検定試験です。

 

マイナンバーを預かる総務ならではの検定であり、ガイドラインを遵守しながら個人情報を保護するための重要な知識を培います。

社外はもちろん、社内情報漏洩にも十分気を使い、社員からの信頼を勝ち取るための組織戦略として受験するのもよいでしょう。

関連記事:戦略総務とは?総務部門の役割と戦略的な活動のポイントをご紹介!

ビジネスキャリア検定

画像引用:https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/business/

 

ビジネスキャリア検定は、企業の職務遂行に必要な実務能力を評価するための検定試験です。

 

総務に限定せずさまざまなビジネスパーソンと相性がよく、8分野44試験から自分の職種に合わせて受験することができます。

就職間もない新卒でも受験しやすいBasic級から、部長・ディレクターを目指す人が挑戦する1級まで幅広いため、実務経験が浅い人でも挑戦しやすいのが特徴です。

 

総務職であれば、「人事・人材開発・労務管理」の分野で受験してみましょう。

関連記事:テレワークにおける労務管理のコツは? 労務管理の課題やガイドラインをご紹介

中小企業診断士(経営)

画像引用:https://www.j-smeca.jp/index.html

 

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に関する診断・助言を行える専門家に与えられる資格です。

企業内部の問題改善だけでなく、行政など公的機関・金融機関と会社を繋ぐパイプ役として活躍することも多く、専門知識を問われます。

 

1次試験と2次試験に分かれる難関資格ではありますが、経営層と距離が近い総務ならではのポジションを活かして企業成長に貢献するための資格として有効です。

社会保険労務士

画像引用:http://www.sharosi-siken.or.jp/

 

社会保険労務士は、労務管理や社会保障に関する専門家に与えられる資格です。

合格率6~7%という非常に難しい国家資格であり、弁護士試験や公認会計士試験と並ぶ難関資格として知られています。

 

従業員管理や福利厚生業務との関連が深く、人事・労務のスペシャリストとして活躍できます。

キャリアアップを目指したい人は受験を検討してみましょう。

日商簿記検定

画像引用:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

 

日商簿記検定は、お金の出入りを正確に把握し、経営管理や経営危機管理を行うための検定試験です。

 

特に経理部と相性がいい検定ではありますが、中小企業や零細企業では総務と経理を兼任する社員も多く、取得して専門知識を有しておくと強みになるでしょう。

自社の経営成績や財政状態を正しく読み解きたい人にもおすすめです。

キャリアコンサルタント

画像引用:https://www.jcda-careerex.org/

 

キャリアコンサルタントとは、職業選択・職業生活設計・職業能力の開発や向上に携われる人に与えられる資格です。

 

社員からキャリアパスやキャリアプランに関する相談を受け付ける総務・人事と相性がよく、平成28年4月に国家試験になりました。

守秘義務や個人情報保護などに関する学びも多く、実務に直結する内容も豊富です。

総務に役立つ資格・講座のおすすめの選び方・ポイント

最後に、資格・検定・講座を選ぶ際のポイントを紹介します。

自分のキャリアアップにつながる資格を選び、チャレンジしていきましょう。

実務に直結するか

自分が担当している業務と相性がいいかを検討し、資格を選んでいきましょう。

 

実務に直結する資格を選べば、業務効率改善に役立ちます。

合否が出る前の受験準備の段階から早速役立つ知識が得られることも多いため、自分の仕事を棚卸しながら選んでいくのが効果的です。

関連記事:総務必見!業務効率化のアイデア事例10選

会社からの期待と合っているか

会社が自分に何を求めているか、どんな成長を期待しているか把握し、それに合ったものを受験していきましょう。

 

人事評価や待遇の向上に繋がる可能性があり、社内での立ち位置をよくできるかもしれません。

また、結果として実務に直結することも多いため、どんなスキルを身につけたいか考えながら決めていくのがポイントです。

関連記事:総務の仕事を楽に感じる理由や仕事内容について紹介!自分の適性と照らし合わせてみよう

今後のキャリアアップにつながるか

10年20年後を見据え、今後のキャリアアップにつながりそうな資格を取得するのもよいでしょう。

 

資格は、取得する数も重要ですが取得する内容・質も重要です。

自分がどんな専門知識のあるビジネスパーソンになりたいか、どんなスキルをどんなキャリアにつなげたいか考え、いくつかの資格・検定を比較していきましょう。

総務の資格まとめ

総務は、資格が必須の職種ではありません。

 

しかし、資格があることで実務に役立ったりスキルアップにつながったりするシーンも多いです。

 

資格取得を検討している人は、いくつかの資格・検定を比較しながら、自分に合ったものを探していきましょう。

-業務・総務DX

© 2024 eichiii Inc.