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テレワークに最適な環境とは?5つの“場所”とオフィスの役割について解説

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テレワークに最適な環境とは?5つの“場所”とオフィスの役割について解説

【この記事でわかること】

  • テレワーク導入のメリット
  • テレワークにオススメの環境
  • テレワークに残された課題

リモートワークを導入する企業も増えてきましたが、うまく業務に組み込めている企業は以外と少ないもの。リモートワークやテレワークを上手に取り入れるためには、課題もあります。

ということで今回は、リモートワークとはどういうものなのかを解説するとともに、上手に役立てるための環境の整え方について紹介していきます。リモートワークをするのに適した場所はどこなのか、チェックしてみてください。

リモートワークとは?テレワークとの違いや導入のメリット

リモートワークの他に、「テレワーク」という言葉があります。どちらも似た意味合いを持ちますが、何が違うのがはっきりしないという人も多いでしょう。実は、このふたつに明確な違いはありません。基本的にどちらの言葉でも通用します。

テレワークは、「離れた」という意味の「Tele」と「Work(仕事)」を組み合わせた言葉。対してリモートワークは、「遠隔」という意味を持つ「Remort」と「Work(仕事)」を組み合わせています。

基本的な違いはないものの、テレワークは主に個人事業主などが使う場合が多く、リモートワークは会社に属している人が在宅勤務をする際に多く使われます。ただ、基本的にはどちらでも意味は通じるので、あえて切り離して考える必要はありません。

リモートワーク導入のメリット

テレワークは近年多くの会社が取り入れ、これが勤務体制のスタンダードとなりつつあります。感染症対策のために、導入する企業が増えたのが根本的な理由ではありますが、落ち着きつつある現在でもリモートワークを継続している会社もあります。そこには、さまざまなメリットがあるからです。

まず、第一にコストカットができることです。社員がそれぞれ自宅などで作業することで、事務所などが不要になるため、その分の家賃が浮きます。また、家庭の事情で通勤ができない人なども自宅勤務であれば働くことができるため、人手不足の解消にも役立ちます。

さらに、現在では国がリモートワークを推奨しているため、導入する企業も増えています。例えば、リモートワークを実施している企業を対象に得られるメリットとしては、国が助成金を出したりPRのサポートをしてくれたりするというもの。このように、多くの利点があるため、近年ではリモートワークを主流にする会社が増えているのです。

テレワークにおける環境の重要性

テレワークを実際に行うことで、会社としてのメリットは非常に大きいことを紹介してきました。もちろん働き手としても、自宅で自由に仕事ができるのですから、導入自体に対する賛同の声は大きいです。

ただ、実際にテレワークをしてみると、「作業が思うように進まない」「会社で仕事をするよりも集中力が続かない」という悩みを抱える人も多いようです。これは、自由度の高いテレワークのシステムに順応しきれていないためと考えられます。

テレワークは自宅での作業になるので、どうしてもメリハリがつかずに作業効率が落ちてしまいがち。パソコンやスマホなどが自由に触れる環境にあるために、集中することができないのです。テレワークを成功させるためには、作業をするための環境を整えることが大切なのです。

テレワークに適した場所を5つ紹介

テレワークは、社外どこでも自分の好きな場所で仕事ができるのが大きなメリットです。では、実際にテレワークをする際に適した所はどこなのでしょうか。以下にまとめたのでチェックしてみてください。

テレワークに適した場所1. 自宅

テレワークは会社外で働くことになるので、一番作業をしやすいのは自宅でしょう。会社に出社する必要もなく、自宅で仕事が完結するのは非常に便利なものです。ただ、自宅はプライベートな空間なので、自宅で仕事をするという場合には自分できちんとメリハリを付けないとだらだらとしてしまって、作業がなかなか進まないということもあります。

自宅でも始業時間や就業時間をしっかりと決めて、タスクを定めた上で作業に入るなど、会社にいるときと同様のスケジュール管理をすることが大切です。誘惑となる私物も多いため、こうしたものを近くに置かない工夫も必要です。

テレワークに適した場所2. サテライトオフィス

サテライトオフィスというのは、会社の本社から離れた場所に設置された事務所などのことです。サテライトオフィスを有しているかどうかは会社によって異なりますが、もし自分の所属している会社のサテライトオフィスがある場合は、そちらを利用するのも良いでしょう。

会社によっては、サテライトオフィスが自宅の近くに設置されていることもあります。本社に通うよりも通勤時間をカットすることができ、自宅にいるよりも仕事モードで作業をすることができるのがメリットです。

テレワークに適した場所3. シェアオフィス

シェアオフィスというのは、複数の会社が同じオフィスをシェアすることです。デザイン事務所・弁護士事務所など、個人で事業を行っているような仕事では、昔から広く行われてきた方法です。

シェアオフィスの良いところは、経営側としては事務所の費用が安く済むところです。他の会社と折半になるため、自社の負担も減ります。また、働き手側としては、他の会社の人と共同で働くことになるので、だらけることがありません。自分一人で作業をしているとどうしてもだらだらやってしまいがちですが、人に見られているという意識が芽生えるので、気も引き締まります。

テレワークに適した場所4. コワーキングスペース

テレワークが広まる前から、フリーランス・個人事業主などの間で多く使用されてきたのがコワーキングスペースです。「Co(共同の)」「Work(働く)」を組み合わせた造語であり、いろいろな場所に属する人が共同で働く空間のことです。

個室などで区切られるシェアオフィスなどとは異なり、基本的には共同の場所で仕事をすることになります。そのため、他業種の人が互いにアイディアを出し合って、コミュニケーションをとることも可能。さまざまな業種の刺激を受けることで、自分の仕事にも役立てることができるのです。

テレワークに適した場所5. レンタルスペース

最後は、レンタルスペースの紹介です。レンタルスペースも仕事をするための設備が整っており、作業をするときだけ借りることができます。レンタルオフィスもシェアオフィスと同じように、基本的に個室で分けられています。

コワーキングスペースのように、他者と関わることが基本的にないので、プライバシーが守られる点が大きなメリットです。自宅で作業をするのは集中できないという人でも、場所を変えて作業をすることで効率が上がることもあります。そして、そのための場所として、レンタルオフィスが役に立つのです。

 

紹介したように、テレワークをする上で働く場所は様々ありますから、自分で選ぶことができます。どこで作業をしたらいいのかわからないという場合は、以下のサイトを参考にしてみてください。

【テレワークの場所を探すならここがおすすめ】

https://japan-telework.or.jp/workation_top/workspace/

https://telework.mhlw.go.jp/info/office/

https://tokyo-modeloffice.metro.tokyo.lg.jp/

テレワークの広がりで見えてきた「オフィスの本当の役割」

近年、外出自粛のムードが広まってきており、特に都心部ではテレワークを導入する企業が増えてきています。そうはいっても、オフィスでの仕事を完全に撤廃している企業は少ないもの。オフィスでの仕事にもきちんと役割はあるのです。

テレワークばかりになってしまうと、必然的に人との関わりが減ります。会社で顔を合わせていた人とも会わなくなるわけですが、これは実は様々な弊害を生んでしまうことも。会社で顔を合わせて話をすることで、思わぬアイディアを閃くこともありますが、テレワークではその可能性が低くなってしまいます。

自由な働き方ができるのはテレワークの大きなメリットではありますが、その分人との関わりが希薄になり、業務の進捗状況などの確認もしづらくなります。大部分の仕事は家で行い、話をしたい◯◯さんがオフィスにいるから今日はオフィスで仕事をする、というような働き方も一つのスタイルです。

テレワークにおけるマネジメントの課題

テレワークは、個人が自由に作業できるという点では個人の効率が上がるため、大きなメリットだといえます。ただ、部下を管理するマネジメントの面においては、課題も残っているのが現状です。大きな課題としては以下の通りです。

  • 一人一人の進捗管理がしにくい
  • 個人の目標やタスクを把握しにくい
  • プロセスに対しての正当な評価ができない
  • コミュニケーションが希薄になる
  • 就業時間の管理がしにくい
  • 労働環境の違いによって作業効率が変わる
  • 個人のパフォーマンスが低下する

ざっと紹介するとこのような感じですが、もっとも厄介なのは、上司が部下の仕事の管理をしにくくなることです。もちろん、Web会議などでその都度部下から報告を受けることも出来ますが、随時進捗を管理することはできません。一人ずつの確認になると手間も時間もかかりますし、そこに手間取ってしまっては作業のスピードも落ちてしまいます。

オフィスに入れば、その場で一人一人の報告を聞くこともできますが、Web会議だけではなかなかスムーズには進まないでしょう。

 

また、部下がきちんと就業時間に仕事をしているかという管理もしにくいもの。オフィスに入れば一人一人の様子を見ることができますが、テレワークの場合は報告だけが全てになってしまいます。

社員が働いているところを直接見ることができないので、結果だけで判断をしなければなりません。プロセスの評価ができないと、結局のところ実力主義になってしまい、部下から不満が漏れる原因となってしまいます。

また、テレワークでは仕事の環境が個人で異なる場合もあります。家庭で、パソコンや必要なソフトなどの設備が整っていない人もいますから、そうなると他の人と業務の効率に大きく差が出てしまいます。

これらのポイントは、会社側が責任を持ってケアしていかなければならない点でもあります。

まとめ

今回は、テレワークやリモートワークがどういうものなのかということについて触れるとともに、テレワークをする場合に適している環境について紹介してきました。自宅勤務が主流となってきている昨今、テレワークの環境を整えることは非常に重要です。

多方面でメリットの大きいテレワークですが、仕事環境が一人一人違うという点で大きな弊害が出る場合もあります。一人一人の働く環境に目を向けた上で、作業しやすい環境づくりを提案することも、企業側に求められることの一つと言えるでしょう。

投稿者プロフィール

伏見 匡矩

伏見 匡矩
2006年早稲田大学卒業後、P&Gマーケティング部門を経て複数の起業、Exitなど経験するシリアルアントレプレナー。
現在、株式会社エイチの代表取締役として、叡知スペースコンシェルジュ、叡知オフィスクラウドなどの会議室やテレワークオフィスのマッチングプラットフォームサービスを提供。
各社のマーケティングや新規事業のアドバイザーなどとしても活躍。

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