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テレワークを会社に導入する時の効果は?成果を出した導入事例と具体的な導入方法を詳しく解説

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テレワークを会社に導入する時の効果は?成果を出した導入事例と具体的な導入方法を詳しく解説

【この記事でわかること】

  • 会社のテレワーク導入事例と導入手順
  • テレワークを会社に導入する時の効果
  • テレワークを会社に導入する場合の注意点

近年は、場所を問わず働ける環境を求める傾向が強く、テレワークを会社に導入する動きが社会全体で強まっているのが特徴です。しかし、テレワークを上手に導入しないと成果が出ず、失敗に終わってしまう可能性があるのも否めません。

今回は、テレワークを会社に導入した成功事例を挙げながら、具体的な導入手順やテレワークを会社に導入する時の効果について深堀りします。本記事を参考にしながら、テレワークを会社に導入しましょう。

テレワークを会社で導入している事例を紹介

テレワークを導入している会社は、味の素株式会社や東急株式会社など、数多くの企業が挙げられます。そのなかでも今回は、5社のテレワークの導入事例と導入した結果などについて掘り下げていきます。

味の素株式会社

味の素株式会社は「どこでもオフィス」という名称で、テレワークを推奨している会社です。現在は、全社員の84%がテレワークを導入しており、事業の更なる効率化を進めています。

経営トップの従業員が、率先してサテライトオフィスでテレワークを実施しているのが特徴的です。テレワークを取り入れると、総実労働時間が75時間減少した成果を挙げ、従業員の負担を減らし仕事を効率化を実現したと言えます。

東急株式会社

東急株式会社は、主に介護や育児などに対応するために在宅勤務のテレワークを導入しています。従業員にとって働きやすい職場環境づくりのために、テレワークを活用している会社です。

また、上司と部下が仕事以外の相談が可能となる専用ツールの「トークwithシート」を導入しており、孤立化を防止する取り組みも積極的に行っているのが特徴的です。

株式会社キャスター

株式会社キャスターは、従業員のほぼ全員にテレワークを実施しているのが特徴的です。「リモートワークを当たり前にする」という理念を掲げており、場所を選ばない働き方を推奨しています。

また、オンラインフィットネス制度を導入しており、在宅ワークで運動ができる体制を整えています。オンライン環境で従業員の健康管理を行い、リモートワークの良さを活用している会社です。

住友商事株式会社

住友商事株式会社は、テレワークの概念を明確化した取り組みが特徴的です。他社と比較すると、モバイルワークやサテライトオフィス勤務の定義や、テレワークの対象者を言葉で明確にしており、従業員にとってとても分かりやすい導入事例となっています。

また、テレワーク導入に向け、全従業員に説明会を数回に分けて実施しており、理解や周知を促す取り組みも同時に行っています。

カルビー株式会社

カルビー株式会社は、トップの経営陣からテレワークを率先して導入しているのが特徴です。上司が動くと部下や会社全体がテレワークを取り入れる流れが作れて、気兼ねなく在宅で仕事ができます。

また、大阪に居住しており、育児のために本社である東京に出向くのが難しい女性従業員に、週の半分の在宅勤務を認めている事例も実際にあります。テレワークを活用して、働きやすい環境作りを行っています。

テレワークを会社で導入する際の手順

テレワークを会社で導入する際の手順には、目的の明確化や適切テレワーク形態を選ぶ、導入頻度や従業員の状況把握、導入計画書の作成や説明会の開催などが必要です。事前に準備を重ねて、快適なテレワーク環境を浸透させましょう。

テレワーク導入の目的を明確化する

テレワークを導入する目的を明確化すると、今後のテレワーク導入計画の目途が立ちやすくなり、スムーズに導入の達成が可能になります。具体的な目標例としては、社員の負担を軽減することやコスト削減などです。テレワークを導入する目的を明確化するのがとても大切です。

目的に合ったテレワーク形態を決定する

テレワークは在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務などの種類があり、形態によって特徴やメリットが異なります。在宅勤務は、自宅でテレワークをする形態です。

育児をしている従業員は、自宅でテレワークを行うのがライフワークバランスが取れるのでおすすめです。また、介護をしている場合も細切れ時間を活用して柔軟に動けるため、従業員の負担を軽減するケースもあります。

次に、モバイルワークは移動中やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事を行う形態です。場所を問わず、空いた時間を仕事に活用ができるのがメリットです。テレワークの中で、最も導入されている形態になります。

 

そして、サテライトオフィス勤務は、自分の勤務場所以外の会社スペースで仕事を行う形態です。例えば、東京の本社に勤務している人が、横浜や千葉などの視点でスペースを借りて勤務する形態を指します。

モバイルワークは場所を問わず仕事ができますが、サテライトオフィスは会社を介したスペースに限定されるのが大きな違いです。前述した目標を達成しやすい形態を上記から選び、テレワークを活用しましょう。

テレワークの導入頻度を検討する

テレワークの導入頻度は、週1回~2回がおすすめです。テレワークの形態にまだ慣れていないため、始めは緩やかな導入を試みて様子を見るのがおすすめです。社員がテレワークに慣れてくるのを確認しながら、徐々に導入を増やしましょう。

現状の会社や従業員の状況の把握

現状の働き方についてのアンケートを従業員に実施し、今の問題点や改善点、良い部分などを把握すると今後の計画書の作成がしやすく効果的です。現場の従業員の意見を反映した計画書を作成するために、一度アンケートを実施しましょう。

テレワーク導入の計画書を作成する

次に、テレワーク導入の計画書を作成しましょう。作成書に必要な項目は、導入スケジュールや対象範囲の従業員や業務、実施する頻度や研修の有無などが挙げられます。導入スケジュールを具体的に明示すると、従業員の理解を得られやすくなります。

また、その他の対象範囲や業務内容などの項目も具体的に示すと、従業員の行動力を引き上げ、テレワークの導入が浸透しやすいです。研修を行う場合は研修日程を決めて周知し、従業員の参加を促進しましょう。

テレワーク導入に関する説明会を開催

テレワークを導入する前に、計画書を元にしながら説明会を開催する必要があります。計画を立てて準備をしても、従業員の理解が得られないと導入が失敗する事態になりかねません。導入前に、必ず事前の説明会を開催して従業員に周知や説明をしましょう。

テレワーク導入で得られる効果

テレワークの導入で得られる効果は、仕事場所の自由化や通勤時間の短縮、仕事の生産性の向上などが挙げられます。異なる形態のテレワークを取り入れ、変化を起こす中で得られるメリットが大きいのも魅力です。

仕事場所の自由化が実現できる

仕事場所の制限がなく、自由に仕事に取り組めるのが大きなメリットです。場所を問わずチームでテレビ会議を行い、瞬時に情報の共有ができるので、とても利便性が高い方法です。

チャットツールを使用すればチャットの会話でメモ書きができるので、場所だけではなく時間の自由度も大きく広がるのもメリットと言えます。

従業員の通勤時間が短縮できる

会社に出勤する必要がなく、通勤の手間がかからないのも大きなメリットです。会社に通勤すると通うのに時間がかかりますが、テレワークは場所を問わず仕事ができるので通勤時間の短縮に繋がります。また、従業員も満員電車の通勤ラッシュに駆け込む必要がないため、ストレスが無い状態で働ける環境作りにもなります。

仕事の生産性の向上につながる

仕事の生産性の向上が期待できるのも、テレワークの大きなメリットです。上記の通勤時間が短縮された結果、就業時間に当てられるため効率的な仕事が可能になります。仕事の精査性を引き上げたい場合は、テレワークを導入するのがとても効果的な方法です。

テレワークを会社に導入する時の注意点

テレワークを会社に導入する時の注意点として、コニュニケーション不足や仕事の切り替えがしにくい、通信費や水道光熱費などの経費が必要などがあります。テレワーク時の注意点を意識して、働きやすい環境を整えましょう。

コミュニケーションがとれる機会が減少する

テレワーク時は出勤時と比較すると一人で仕事をする場面が多く、チーム内でコミュニケーションをとる機会が少なくなります。顔を合わせる機会や会話を行う場面が少ないと、連絡ミスや相談ができない状況で思い悩むケースが多くなるのが注意点として挙げられます。

特に、テレワーク導入時はビデオ会議や音声チャットなどを通して、チーム内でコミュニケーションを図る機会を積極的に作ることを意識しましょう。チーム一丸となって、プロジェクトに取り組むためには会話が大切です。

仕事の切り替えがしにくく残業が多くなる

テレワークを導入すると、残業が多くなるのが注意点として挙げられます。在宅ワークだと仕事のメリハリがつきにくくなる傾向があり、夜遅くまで仕事に没頭してしまいがちです。従業員の出退勤の時間や就業状況を把握するのが、気持ち良く働ける環境作りとしてとても大切です。

通信費や水道光熱費などの経費が必要になる

通信費や水道光熱費などの経費がかかるのも、テレワーク特有の注意点です。出社しなくて住むので交通費が削減できますが、パソコンで仕事をする場合はインターネット電気などを使用するため、別の経費がかかるのが特徴的です。テレワーク導入前にかかっていた経費を記録しておき、比較しながら導入後の通信費や水道光熱費などを抑えて経費を管理するのを徹底しましょう。

テレワーク会社のまとめ

今回は、テレワークを会社に導入した具体的な導入事例と導入方法、テレワークを会社に導入する時の効果について解説しました。時代の流れで、すぐにテレワークを導入する気持ちになりがちですが、導入に成功した事例をみると従業員の負担の軽減や利便性の向上を目指して、導入を行った成功事例が多くを占めていることがわかります。

テレワークの導入を検討している人は本記事を参考にしながら時間をかけて導入し、従業員に浸透させて快適な環境作りを行いましょう。

投稿者プロフィール

伏見 匡矩

伏見 匡矩
2006年早稲田大学卒業後、P&Gマーケティング部門を経て複数の起業、Exitなど経験するシリアルアントレプレナー。
現在、株式会社エイチの代表取締役として、叡知スペースコンシェルジュ、叡知オフィスクラウドなどの会議室やテレワークオフィスのマッチングプラットフォームサービスを提供。
各社のマーケティングや新規事業のアドバイザーなどとしても活躍。

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